おすすめのオーディオインターフェイス☆お手頃感!②では、UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT シリーズを紹介しました!
17,000円~45,000円前後で UNIVERSAL AUDIO 社のオーディオインターフェイスを使えるのは非常に魅力的です!
今回もお手頃感!でも性能も劣らないオーディオインターフェイスを紹介していきます☆それではいってみましょう!Let’s Ra Go!
ギターを弾く方には優れたインターフェイス
IK MULTIMEDIA / AXE I/O SOLOは2IN/3OUTと少し変わった構成のオーディオインターフェイスです。2OUTは他のオーディオインターフェイスと同じように、スピーカーなどで使用するOUTでもう一つは「AMP OUT」とギターアンプへ出力をできるようにもなっています。
3種類のサーキット・トポロジー
ギターに特化しているオーディオインターフェイスという事で3種類のサーキットが搭載されています。ギターの種類やピックアップに合わせて一番良い音を録音することが可能になっています!
※サーキット・トポロジー=回路の話なので難しいのでここでは「ギターに特化していい音で録音ができる」と考えて頂ければ大丈夫です!
ピックアップを選択できる
ストラトやレスポールなどのピックアップに合わせて設定をかける事で更に最適な音で録音する事ができます。
PASSOVE=バッシブピックアップからの入力された音を増幅。最新のピックアップから出力が落ちているビンテージピックアップまで対応してくれます。
ACTIVE=アクティブピックアップをからの入力時によりクリーンな音をダイレクトに録音することができます。
モードを選択できる
これは使わなくてもいいかもしれませんが、わずかに倍音を付加することができる機能です。倍音を付加するとどうなるかというと、ミッドレンジに温かみがでます。曲によって使い分けるとよりよい音が曲に馴染むでしょう!
「JEFT」「PURE」と切り替えスイッチがあるので、不要な時は「PURE」にすればギターの音そのままで録音をすることが可能になります。
倍音付加は音楽を作っていくなかで「いらない」となることもあるので、プラグインで付加をするようにした方がいいかもしれません。
入力インピーダンスを連続的に調整できる【Z-TONE】搭載
エレキギターを録音する際にはよく「H-Zi」という入力端子がありますが、これはここに差すとインピーダンス(抵抗)が大きい楽器音をしっかりと入力できる端子です。
通常はこのインピーダンス値を変更することはできないのですが、AXE I/O Solo は連続的に変更することができます。
変更できると何がいいのか?
「シャープなサウンド⇔柔らかい太いサウンド」を切り替える事ができます。曲によって使い分ける事でよりいい楽曲になっていくことでしょう。
録音後にEQで調整をしていくのが通常は多いですが、録音の段階でざっくりと決めておけるのでMixの時にも基準が決まっていて時間を短縮することができます。
マイクを使ったボーカルのレコーディングも可能
ギターに特化しているとはいえ、ボーカル録音にももちろんとてもいい性能を持っています。マイク録音で大敵なノイズを抑えてくれる超低ノイズ設計をもっており、ささやき声のような繊細なボーカルも大音量の叫び声などもしっかりと録音をしてくれます!
図のようにAXE I/Oの機能を使って演奏したものを、アンプから出してそれを録音してDAWへレコーディングなんて事もできます。アンプの前にエフェクターを入れればそのエフェクターの使用もできるようになります!
色々な音を作っていきたいギタリストには非常に強い味方になってくれます!
バンドルも充実!!
もちろん他のオーディオインターフェイスの様にバンドルも充実しています! AXE I/O を購入するだけで音楽制作に必要なソフトもたくさん手に入るのでとてもお得です!
- 29種類のキャビネット
- 25種類のアンプ
- 33種類のストンプ
- 29種類のスピーカーモデル
- 15種類のエフェクト
- 12種類のマイク
- 2つのチューナー
これだけあればギターサウンドに困る事もないでしょう!さらにボーカルにも使う事ができる以下のソフトも付いてきます!
- EQP-1A Vintage Tube Program Equalizer=真空管アナログEQ
- Vintage Compressor / Limiter Model 670=Vari-Mu方式のコンプ/リミッター
- White 2A Leveling Amplifier=オプティカルコンプ/リミッター
- Black 76 Limiting Amplifier=FETコンプ/リミッター
- White Channel=チャンネルストリップ
- Mic Room=有名マイクのシミュレーターモデリング
- Tape Echo=ビンテージテープディレイ
- De-Esser=マルチバンドタイプのディエッサー
- CSR Room=ルームリバーブ
- ONE=マスタリング用オールインワンプロセッサ
- Ableton Live 10 Lite=DAW
これだけ多くのエフェクターなどが付属してきます。ギターからボーカルまで全ての音楽制作を手助けしてくることは間違いないでしょう。
これだけのものを備えているオーディオインターフェイスを楽しい音楽制作の相棒と迎え入れてみてはいかがでしょうか!
☆コンパクトエフェクターと並べて使える「Z-TONE Buffer Boost」☆
関連製品としてZ-TONE Buffer Boostというものもあります!コンパクトエフェクターの前に接続をすればインピーダンスをコントロールできるようになる優れものです!
☆Z-TONEを備えたDIも!☆
他のオーディオインターフェイスを使っているけど、Z-TONEを使いたいという方にはこちらのDIも兼ねている製品が最適です!ミキサーの前に接続をしたり用途は非常に多くなります!
それでは次にIK MULTIMEDIA 社を知らない方のために、同社が販売している有名どころのソフトを紹介していきます!オーディオインターフェイスと一緒に揃えておくと、かなり重宝すると思いますので是非一緒に見当してみてください!
色々なソフトやハードを出している IK MULTIMEDIA
IK MULTIMEDIA 社は各種ソフト音源やプラグインも多数出しているメーカーです。他にも様々な製品をだしているので IK MULTIMEDIA 社 の製品で揃えてもPOPSからオーケストラまで制作できる事でしょう!
IK MULTIMEDIA 社 で特に知られている製品をいくつか先に紹介します!
IK MULTIMEDIA ソフト音源
ますは、音楽制作には必須のソフト音源から紹介します!
SampleTank MAX
SampleTank はドラムからギター、ストリングまで多くの音色が入っているマルチ音源です。この音源だけでもあれば、かなり多くのジャンルの音楽を制作することができるでしょう。ただ、メリットがある反面、デメリットもあるので書いておきます。
- 一つ買えば色々な音色が手に入る
- 音色数が多い割に、値段がお手頃
- 音色によってはチープさが気になる
▶【メリット①】一つ買えば色々な音色が手に入る
メリットはマルチ音源なので、一つを購入すると色々な音を手に入れる事ができる点です。始めたばかりの頃や、ある程度慣れてくるとどうしても付属音源だけでは満足できない事も出てくると思います。そういう時に専用音源を一つずつ購入すると、膨大な予算が必要なのでマルチ音源で全体を一気に底上げするのがよいでしょう。
▶【メリット②】音色数が多い割に、値段がお手頃
マルチ音源は総じて「膨大な音色が入っているのに価格がお手頃」というものが多いです。 SampleTank もそういったソフトの一種なので、お手頃な価格で多くの音色を使えるようになります!
▶【デメリット】音色によってはチープさが気になる
手頃な価格でたくさんの音色を使えるマルチ音源では仕方ない事なのですが、音色によってはチープさが気になる音もあります。例えばギターの音色には「クリーン」「ディストーション」など色々ありますが、その音色だけでは「まぁギターだけど・・・」という感じになると思います。
そういう音が欲しいという事であればいいですが、あまりないでしょう。ではどすればいいのか?別で販売されているEQやコンプレッサー、アンプシミュレーターなどを通して調整をしていくとそれらしい音にすることができます!
☆中古でも1,000万以上するスタインウェイ再現のピアノ音色はなかなかいい音
SampleTank にはピアノで有名な スタインウェイ を再現したピアノ音色が入っています。このピアノ音源は柔らかめな音でとても重宝するでしょう。少しだけ硬さが気になる事もあるので、その時はEQで少しだけ高域を削ってあげるとバラードなどにとても合う音色になります!(あくまで、ねこ音の感覚です。)
色々なグレードがあり、MAXだと65,000円前後するので最初は予算抑えめで使ってみたいという方はSEやSTANDARDを購入してみるのもいいでしょう!使ってみて他の音色も欲しいとなったときにグレードアップできます!
※色々な値段のものが販売されていますが、「クロスグレード版」「アップグレード版」などがあるので間違えないように購入してください。
【 SampleTank SE】
【 SampleTank STANDARD】
MODO BASS
MODO BASSは名前の通りベースに特化したソフト音源です。ベース音源といって有名なのSPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) のTrilian ですが、音質がいい代わりに容量が大きい上に値段もそれなりにします。
そこで選択肢の一つに考えたいのがMODO BASSです。
MODO BASSは「フィジカル・モデリング」と言ってパソコン上の演算処理で本物に近い音を作り出す方式を採用しています。「演算処理で」と聞くと「本物とはかけ離れている」ようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、MODO BASSは決してそんなことはありません!
私も使う事がありますが、曲によっては Trilian に劣らないクオリティーを出すことも可能です!
フィジカルモデリングという事もあり、ピックアップから、弾く位置、もちろんベースの種類などかなり多くの設定を細かく行えます。
SampleTank と同じく「SE版」「通常版」のがあるので最初は「SE」から使ってみて良ければアップグレードというのでもいいでしょう。
MODO DRUM
こちらもMODO BASS同様にフィジカルモデリングを使ている音源で、仲間のドラム音源です。シンバルはサンプリングを使用しているので色々と変更することができませんが、他のパーツは細かく設定を変えていく事ができます!
ドラム音源で有名定番なのがBFDやAddictive Drumsですがどちらもデメリットの中に予算が必要になることが含まれてきます。単体で購入する分にはそこまで高額ではないですが、作りたいジャンルに合わて音色を追加購入する必要が出てくることが多いのです。
MODO DRUMであれば設定を色々と変えていけばいいので、追加で音色を購入する必要もなく高音質でドラムパートを作っていく事が可能になります!
単体で見るとMODO DRUMが他のドラム音源よりも値段が高いですがトータルで考えた時には非常にお得な音源です!
「うわーあの音が欲しいのに~」という事も極力避けるための手助けになってくれるでしょう。
Miroslav Philharmonik
オーケストラ系総合音源です。オーケストラアレンジなどをする時には、付属音源ではなかなか厳しい事もあります。なぜか?
「細かなニュアンスを出すのが難しい」という事です。付属音源にはバイオリンやビオラ、チェロなどの音もしっかりと入ってはいます。しかし、ストリングス系で表現付けに必要なピチカートやスタッカートなどはMIDIをコントロールして表現をしていかなければいけません。
その時はどうしても止まっているいる状態で数値などを細かく設定をしていく事になりますが、これがまたとでんもなく大変な作業になります。そして、大変な手間をかけた割に、そこまで本物らしさを感じなかったりということもあります。
そうなってしまう時はやはり専用のオーケストラ音源があるとラクな上に本物らしく作っていく事が可能になります。
その中での選択肢になるのが、 Miroslav Philharmonik という事です。
やはり他と同じように、「SE版」と「通常版」があります。もちろんアップグレードができるので最初はSEを購入してから使ってみるという方法でもいいでしょう(^▽^)/
AmpliTube
アンプシミュレーターで有名なAmpliTube。ギターを弾く方でしたら持っていて損はないプラグインです!今回紹介した AXE I/O Solo ではないオーディオインターフェイスを使っている方にもおすすめのシミュレーターです!
両方使っていますが、シミュレーターの中でNative Instrumentsから出ているGUITAR RIGというシミュレーターもありますが AmpliTube はプリセットの段階からあまり空間系のエフェクターはかかっていなく、すぐに扱いやすいプリセットが多い印象があります。
GUITAR RIG はStandardな音色プリセットもありますが、どちらかというと大げさに設定されているプリセットを調整していくような感じで使う事が多いです。(人にもよりますので例として)
GUITAR RIG については単体での販売はAmazonや楽天などではあまり見ない為、色々とセットになっているKOMPLETEを購入した方がいいかもしれません。公式サイトでは販売しているので見てみてください!
【 Native Instruments 公式】GUITAR RIG公式サイト
AXE I/O Solo には AmpliTube がバンドルされているパッケージもあるのでギターを弾く方はそちらを選ぶとよいでしょう!
AmpliTube にも「SE」「STANDARD」「MAX」と3種類ありますがバリバリにギターを弾く方は最初から制限のない「MAX」にしておいた方が色々な音色を作ることができてストレスがないでしょう!
まだまだ他にもありますが IK MULTIMEDIA 社 で使っているとよく聞くソフトはこのあたりになります!オーディオインターフェイスの購入と一緒に必要なソフトも購入するのもいいでしょう!
まとめ
今回は IK MULTIMEDIA / AXE I/O SOLO を紹介しました。 IK MULTIMEDIA 社 はDTMの世界で非常に有名な会社ですので安心して長い間使っていく事ができます!
私も音楽を始めたばかりの頃から、プロとなったいまでも重宝させて頂いています!これから音楽を始める方はもちろん、ある程度慣れてクオリティーを上げたい、他のインターフェイスを使ってみたいという方も是非検討して頂きたい機種の AXE I/O SOLO です!