5回目となるDTMを始める手順ですが、今回は【ヘッドホン】について紹介をしていきます☆
前回はスピーカーについてご紹介しましたが、スピーカーとは違ったメリット、デメリットがあるのでその辺りも紹介していきます☆
それでは行ってみましょう!!(毎回書いているのですが、このブログ記事はねこ音が経験をしてきたことを元に書いています、他の音楽家の方と見解が違うこともありますので予めご了承ください☆)
ヘッドホンを使うメリットとデメリット

まずはスピーカーと比べた時のヘッドホンを使う事によるメリットとデメリットから見ていきましょう!
- 細かい音まで確認をすることができる
- 集合住宅や夜中でも騒音を気にせず制作ができる
- 周りの音をシャットダウンしてくれるので集中できる
- スピーカーよりも予算を抑える事ができる
- 場所を取らない
- ヘッドホンだけは空間を通した音の確認ができない
- 耳が疲れやすい
- 圧迫感が気になる
- ケーブルが邪魔になる
- パッドなどの消耗品を定期的に交換する必要がある
ざっくりですがねこ音が感じているメリットとデメリットはこんなところです!ひとつずつ見ていきましょう!
ヘッドホンのメリットは?

【メリット①】細かい音を確認できる
ヘッドホンの一番いい所ではないでしょうか。スピーカーを使う事ができる時間帯などでもヘッドホンで慎重に細かい所まで聴いて確認をしていきます。
スピーカーでもおかしい所に気づくことはできますが、聴き逃しをしてしまう事もあります。
- 小さい音量で鳴っている楽器の不協和音
- 周波数のぶつかり
- リバーブ感
この3つあたりはスピーカーだとうっかり聴き逃してしまう事があります。それを防ぐためにもヘッドホンでも確認をするとよいでしょう☆
さらに言うと【縦軸に聴いた時には他の楽器とぶつかってないけど、リバーブ余韻や音源のリリース部分ぶつかる】という事もあります。縦軸で聴いた時にはちゃんとできているので、なぜか気持ち悪いという時は確認をしてみましょう♪
【メリット②】集合住宅や夜中でも制作ができる
これもヘッドホンを使うメリットというかこうするしかないという方も多いのではないでしょうか?集合住宅だと低音が響いてしまい、隣や下の階からクレームなんて事にもなりかねません。
※見落としがちですが、上の階にも意外と響いてしまうのが【低音】です。建物のの構造上、壁の中のコンクリートや鉄骨は全て繋がっているので四方八方へ伝わってしまうのです。高音は低音よりも響きにくいです。
電車の中をイメージすると分かりやすい
電車に乗ったことがある方でしたら一回くらいは経験があるかもしれません。近くの人がイヤホンやヘッドホンで音量大き目で聴いていると「シャカシャカ」聞こえてきます。しかし低音は聞こえてきません
これは音の特性によるものです。
聴いている人は良いけど周りには迷惑になることもあるニャ(=^・^=)
【高音】=空気や物への振動が多くなるが、振動のエネルギーの減少が早い
【低音】=空気や物への振動が減るが、振動のエネルギーの減少も遅い
ヘッドホンには付け心地や遮音の為の「パッド」が付いています。しかし、高音は指向性と言って音が一方に向かう力が強い(振動が多い)為抑えきれずに周りに聴こえてしまいます。
低音はその逆となるわけです。一度空気中に低音が出てしまうと指向性が低い為、四方八方に飛んでいきます。そしてエネルギーの減衰が遅いのでどんどん周りに伝わってしまうのです。
【余談】警報音や悲鳴などはこれを利用している事がある
警報音や悲鳴など「危険」を知らせるための音は人工物でも人の悲鳴でも高音が多いと思いませんか?指向性が強い高音であればその「危険」がどの方向なのかを知ることができるため、利用されていたり、人の悲鳴も高音成分が多くなるように進化したと聞いたことがあります。
【メリット③】周りの音をシャットダウンしてくれる
ノイズキャンセルと言った機能が付いているヘッドホンもあります。通常のヘッドホンでもある程度は外からの余計な音をシャットダウンをしてくれます。
余計な音が入って来なければ制作に集中できます。
【メリット④】スピーカーよりも予算を抑える事ができる
DTMを始めたばかりは色々と必要でお金がかかるニャ~
とりあえずでもヘッドホンを用意するニャ(=^・^=)
そうだよね、色々と最初はお金がかかるよね。
スピーカーって人によってはほとんど使わないからヘッドホンだけでもいいかもね☆
物によるので一概には言えませんが、平均的にみていい音質のスピーカーを購入しようとすると5万前後は必要になります。しかし、ヘッドホンであれば定番のスタジオモニターヘッドホンでも1万ちょっとで購入することができます。
音楽制作を始めるとわかると思いますが、ソフト音源やプラグイン、アウトボードにまで手が広がっていくと俗に言われている「沼」にはまります(;^_^A
※「音楽制作の沼」=色々な機材やソフトが気になってしまいどんどん購入してしまう事
多少は沼にハマることもDTMの楽しさだと思うので、いいと思いますが予算がないとそれもできないので見越してヘッドホンで制作をするようにして予算を抑えておくのもいいでしょう☆
【メリット⑤】場所を取らない
スピーカーは両サイドに置くスペースが必要になります。MIDIキーボードが置いてあったりすると、それを避けるようにスピーカー台を使って高さを出す必要もあります。
そうでなくてもモニターも大き目でMIDIキーボードもあって、なんやかんや場所を取っているのにさらにスピーカーの場所を確保しなければいけません。
ヘッドホンであれば、オーディオインターフェイスやミキサーに差して、あとはヘッドホンフックにかけておく程度なのでほとんど場所は取りません。
どうしてもスペースを取れないようであればヘッドホンを選ぶといいでしょう!
ヘッドホンのデメリットは?

【デメリット①】空間を通した音の確認ができない
ヘッドホンの一番のデメリットと言ってもいいでしょう。音はヘッドホンで聴く場合とスピーカーで聴く場合とではあきらかに聴こえ方が変わってきます。
制作の段階ではいいですが、MIX作業となるとハンデになります。ヘッドホンではいい感じのバランスにできたと思っていても、いざスピーカーで聴いてみると「あれ?」となってしまう事があります。
スピーカーを使うと空気の振動や、壁からの反射、スピーカーの後ろからの音など色々と混ざって最終的に耳に届きます。この辺りは聴く環境によっても変わるものですが、ヘッドホンだけで完結させた音源とスピーカーで確認をしている音源とではかなり差が出てきます!
ねこ音はヘッドホンでMixをしていても、必ずスピーカーからの出音も確認をしています♪さらにスマホからも確認をしています☆
ねこ音はよくスピーカーで聴いたり、ヘッドホンで聴いたり色々しているニャ!
ミキサーのDIMボタンやCUTボタンをポチポチと☆
そうだね、いちいちボリュームを絞ったりするより時短になるからね!
DIMとCUTボタンはよく使って確認しているよ!
【デメリット②】耳が疲れやすい
長時間制作をしていると耳が疲れます。ヘッドホンを付けたままで外部的に疲れる事もありますが、内部的に近い距離で長時間聴いているので鼓膜が疲れるといういかそういう感じです!
あまりに疲れてしまうと正確な判断ができなくなってしまうので、適度に休みながら進めていく必要があります!
ねこ音はヘッドホン作業が続きそうな時はタイマーを1時間でセットしておいて鳴ったら強制的に休憩をするようにしています☆集中していると何時間も過ぎている、ずっと聴いていて正確な判断ができなくなっている、なんてことを避けるためにそうしています♪
【デメリット③】圧迫感が気になる
これは個人差があるとは思いますが、ヘッドホンをしていると両耳をずっと塞いでいる事になります。最初はいいのですが、制作を続けていると圧迫感が気になってくることがあります!
耳だけとは言え、両側から押さえつけられているので圧迫されているのには変わりないので気になる方は気になるかもしれません。
【デメリット④】ケーブルが邪魔になる
ヘッドホンをしているとどうしても片耳からケーブルが出ている事が多いでしょう。このケーブルが出ている方向に手を伸ばす時なんかに邪魔だなと感じる事あります。
椅子の足で踏んでしまったり、付けたまま遠い機材を調整する時に「ピン!」と引っ張られて頭を持っていかれたり・・・。
そんなことを繰り返していると断線の原因にもなってしまいます!
ワイヤレスを使うのは?
ワイヤレスにする方法もあります。しかし、これもMIXの時にはオススメはできません。物によるとは思いますがワイヤレスで音を飛ばす時は「圧縮している事がある」からです。
MP3とWAVの音質を聴き比べるとわかると思いますが、圧縮された音楽はどこか固く感じたり、柔らかみが無かったりします(個人によって感じ方は違います)
圧縮方法にもよりますが、周波数を見れるプラグインなどで見ると可聴範囲以上や、成人には聞こえないであろう高域がバッサリ切られている事も結構あります!
この聴こえていない音でも脳は感知しているのかもしれませんが、音の感じ方が変わってきます。つまりワイヤレスで圧縮されてしまうと同じ事がリアルタイムで起きてしまうという事になります。
ノイズが紛れ込むこともある
使っているワイヤレスなどにもよりますが、スマホの電波ノイズや電源ノイズなどが飛び込んでくることがあります。これが一瞬でも入ってくると「ん?ノイズ?」と始まり、さっきノイズあったのは何だったんだ?と原因追及に入ってしまい、時間を奪われる原因にもなります。
ノイズは耳ざわりニャ!
PAの仕事の時にスマホの電波でインカムに「ぷっぷっぷっ」なんて
ノイズが紛れる事があるよ!
【デメリット⑤】パッドなどの消耗品を交換しなければいけない
一番交換頻度が多いのが「パッド」ではないでしょうか。パッドは耳に付く部分で、皮脂やこすれなどでどんどん痛んでいきます。そして、傷んだまま使っていると「低音が逃げてしまう」「付け心地が悪くなる」「疲れやすくなる」などの弊害がどんどん出てきます。
致命的なのが「低音が逃げてしまう」という事です。イヤホンでも同じような現象が起きるのですが、しっかりと耳にフィットしたものを使わないと低音が聞こえにくいと感じてしまう事もあります。
その状態で制作やMIXを進めていくと、「低音の出過ぎ」なんて事にもなってしまします!
しかもパッドも安いものではなくペアで¥3,000くらいする物なので、定期的な出費になります。
パッドは破れていなくても定期的に交換がおすすめにゃ!
皮脂が付いたりして不潔っていうのもあるからにゃ!
そうだね、僕もそこは気になるんだよね。。。
ペタペタするものあったりするし(;^_^A
ヘッドホンのメリット、デメリットまとめ

ここに書いたほかにも色々と人によって感じるメリットやデメリットがあると思います。ねこ音が長年続けてきた経験上でのメリット、デメリットを紹介させて頂きました!
ヘッドホンはないと不便ですが、色々とデメリットもあります!その辺りも考えながら使うヘッドホンを選ぶといいでしょう☆
オススメのヘッドホンはまた別の記事で書いていきます☆
ヘッドホンにはどんなものがある?

ヘッドホンにはスピーカーと同じようにリスニング用、モニター用などの括りがあります。BOSEのヘッドホンなんかは低音が強めで、リスニング用と言えるでしょう!
もちろん普段から使っていて音の周波数特性を知っているのであればそのまま使っていくのもありだと思います!
密閉型と開放型
ヘッドホンには密閉型と開放型と言って大きく2種類あります。
こちらもモニターヘッドホンで有名なAKGというメーカーのヘッドホンです。こちらは耳に当たる反対側がメッシュになっています。このような形のものは開放型と呼ばれます。
密閉型、開放型どちらがいいのか?
使う人の好みによるのでどちらが「いい、悪い」とは決まられませんがよく言われている特徴を書いておくので参考にしてみてください☆
ねこ音はどっちニャ?
僕は「密閉型」を使っているよ!
昔から使っているから慣れているからね☆
密閉されている分、遮音性に優れています。その分音がヘッドホン内にこもってしまいます。レコーディングや、自宅でも家族に迷惑が掛からないようにという理由があれば密閉型がいいでしょう☆
長時間の使用で聴き疲れてしまう事もあります。
メッシュになっていて音が無理なく外に逃げていくため、こもりにくい構造になっています。ですが、その分外にも音が漏れてしまうので公共の乗り物や、レコーディングには不向きでしょう。自宅で夜中に音楽を聴くにしても家族に迷惑が掛かってしまう事があります。
長時間使用しても聴き疲れがしにくいでしょう☆
ナオ~(=^・^=)
簡単ではありますが、ヘッドホンについて紹介しました。ヘッドホンは音を確認するという事でも必須になるので、金額が高くてもしっかりしたものを選ぶのがいいでしょう!
どうしても予算がないという時は、ヤフオクやメルカリなどでも売っていますがあちこちの部品がヘタっている事もあるのでできるだけ新品を購入して長く使っているうちに音が変化してきたら買い変えるのが良いでしょう☆
ご自身にあったヘッドホンでDTMを楽しみましょう☆