おすすめのオーディオインターフェイス☆安さ重視①では数千円から15,000円前後の物を7つほど紹介しました!今回はもう少し値段を上げて20,000円から40,000円くらいのオーディオインターフェイスを紹介します!選ぶ時の基準例も紹介しています☆
機能が多くなってくるので、前回のように1つの記事に何個も紹介するととてつもなく長くなってしまうので、機種によっては1記事に1機種を紹介していきます☆いくつかの機種を紹介できたら総合的なまとめを作ります!
ワンランク上を目指したい方は是非読んで参考にしてもらえると嬉しいです!それではいってみましょう。
音質や機能が比例することが多い価格帯
ねこ音の体感的に数千円~15,000円前後のオーディオインターフェイスは「とりあえず初めてみよう」「公開とかはしないで自分だけで楽しみたい」という方にはいい価格帯の機種だと思います!
しかし、「Youtubeに公開をしたい」、「音質よく楽器やボーカルを録音をしたい」、「しっかりとMIXをしたい」となるとせめて20,000円~40,000円くらいのオーディオインターフェイスがあるのがいいでしょう。
この価格帯のオーディオインターフェイスは値段と共に、音質や機能が比例して上がっていくものが多いです。
安かろう悪かろうニャ?
一概にそうとは言い切れないけど、販売価格が高いという事は作るのにそれだけ手間や技術が掛かっているという事だからね!
おすすめのお手頃オーディオインターフェイス①
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT シリーズ
17,000円~45,000円前後
※2021年12月下旬発売予定
VOLTシリーズはこの記事を書いている2021年12月上旬時点ではまだ発売はされていませんが、「これは良いと」と感じたので紹介します!2021年12月下旬に発売されるので是非検討してみてください!
音質や付属プラグインが好評の上位機種 Apollo Twin を出しているUNIVERSAL AUDIO社のオーディオインターフェイスです。 Universal Audio Apollo Twin X/QUAD Heritage Edition オーディオインターフェース Thunderbolt※Apollp Twinは10万円を超える上位機種になるので別の記事で紹介します☆
「高嶺の花」的存在 UNIVERSAL AUDIO がお手頃に
UNIVERSAL AUDIOと言えば、上に書いたApolloTwinのように平均的に高価なものが多い印象があるでしょう。しかし今回、数万円という気軽に購入できる価格帯でのオーディオインターフェイスを2021年12月下旬に発売することになりました!
これは非常に期待してもいい機種だと感じます。
値段が下がったら音質も下がるのでは?と不安になる必要もありません!その理由が二つあるので見ていきましょう!
UNIVERSAL AUDIO 社のプラグインは高品質で音もいいと評判!
だけどその分値段が非常に高い上に専用の機材を購入する必要があります!
UA610再現のプリアンプで高音質かつ温かみのある音質
プリアンプは録音をする時には音質への影響が大きい箇所。UA610(下記商品)を再現したプリアンプを搭載しているので、VOLTシリーズを使うだけで差をつける事ができるでしょう!
UA610は真空管アンプという事も重要で、デジタル処理や、普通のオペアンプで増幅した信号よりも温かみのある芯のある太くていい音で録音することが可能です。
曲調によってはクリーンな音がいい時もあると思いますが、その時にも真空管を通さずにクリーンな音を録音することができるので安心です☆
下の商品を見てもらえるとわかると思いますが、AU610は単体で10万円以上します。それを再現したプリアンプが内蔵されているのはお得感が非常にあります☆
UA1176再現の高品質コンプレッサーも!
コンプレッサーはどの音楽にも使われる事が多い必需品。それゆえ、高品質なコンプレッサーを使った音源では大きな差が出る事もあります。たくさんあるコンプレッサーの中でもUA1176はかなり評判もよく高品質なコンプレッサーとして有名です。
ねこ音ももっているのかニャ?
1176を再現しているコンプレッサーは使っているよ!
そのUA1176を再現したコンプレッサーが搭載されているのはとても強い味方になります!プラグインとして販売されているのは下の写真のような機材です。積んでいるCoreによって価格は変わりますが、15万円前後はします。※クリックしてもらえればAmazonで値段や機能を詳しく見る事ができます。
Universal Audio UAD-2 Satellite Thunderbolt 3 Octo Core DSPプラグインシステムコンプレッサーのOFFはもちろん、ボタン一つでアタック、リリースタイムの変更も可能
コンプレッサーがいらないという時もOFFにできるボタンもあります。そして、ボタンを押すと「VOC」「GTR」「FAST」の3種類に切り替えが可能です!
通常のUA1176の様に細かく設定というのはできないのがデメリットですが、それでもこの3種類があれば十分に対応は可能でしょう!
複数のバリエーション
VOLT シリーズ には5つのバリエーションがあります。
- VOLT 1
- VOLT 2
- VOLT 176
- VOLT 276
- VOLT 476
この5種類です!あまりに細かく見ていくと膨大になってしまうので、大きな特徴をいくつか紹介します。
機種名 | 1176COMP | INPUT | OUTPUT | 値段 |
Volt 1 | × | 2 | 1 | 17,000円前後 |
Volt 176 | 〇 | 2 | 1 | 31,000円前後 |
Volt 2 | × | 2 | 2 | 23,000円前後 |
Volt 276 | 〇 | 2 | 2 | 37,000円前後 |
Volt 476 | 〇 | 4 | 4 | 45,000円前後 |
上の表を見て頂いてわかるかと思いますが、機種名に「76」とついている機種には1176再現のコンプレッサーが付いています。購入する際は間違えないようにしてください。
色々あるけどどれがいいのか、この先を読んで選ぶのがいいニャ(=^・^=)
バンドルソフトも豊富
この値段になってくると様々なソフトがバンドルされてきます。もちろんVOLTにもバンドルされているソフトは非常に多いです!
ソフト | メーカー | 用途 |
Ableton Live Lite | Ableton | DAWソフト |
Melodyne Essential | Celemony | ピッチ補正 |
Virtural Drummer | UJAM | ドラム音源 |
LABS | Spitfire Audio | 無料追加可能音源 |
Marshall Plexi Amp Bundle | Softube | ギターアンプシミュレーター |
Ampeg SVT-VR Bass Bundle | Plugin Alliance/Brainworx | ベースアンプシミュレーター |
Relab LX480 Essentials | Relab | リバーブ |
バンドル版なのでDTMを続けていくと物足りなさも感じるかもしれないですが、最初は十分に色々と対応できるバンドルばかりです。
DAWソフトの Ableton Live Lite アンプシミュレーターもついているので、すぐにでも録音をして楽しむことができます♪
用途別オススメ機種
それではそれぞれの機種がどういった方に最適なのかを紹介します、購入を迷っている方は参考にしてみてください!
VOLT 1 or 176 が向いているパターン
- エレキギターやエレアコ、ボーカルの録音をしたい
- ゲーム実況、生配信をする
- 同時に複数の録音をすることがない
VOLT 2 or 276 が向いているパターン
- シンセサイザーやキーボードなどステレオでの録音がしたい
- ギター録音の際にシミュレーターを使う
- アコギとボーカルを同時に録音する弾き語りがしたい
- CDやカセットなど外部の再生機器から録音をしたい
ステレオや同時に録音をしたい方はINPUTが2つ必要になるので Volt 2 または Volt276 がよいでしょう。
多くのオーディオインターフェイスは2IN/2OUTが多いので、予算があり後々必要になることも予想してVOLT 2 または VOLT276 を選択しておくのがオススメです☆
VOLT476 が向いているパターン
最後はVOLT476です。こちらは4IN/4OUTと少し多めのIN/OUTが付いています。一体どういう時に必要になるかというと以下のような時です。ちょっと書き方を変えます。
- 二人で同時にギターを弾いて録音が必要
- メインとハモリも同時に録音が必要
ユニット活動で配信をしている場合などは、4IN/4OUTが必要になります。ギターが1本であればマイクを双指向性というタイプの物を用意して向き合って歌えば2IN/2OUTでも問題ありません。
ですが、ボーカルの録音時はそれなりにマイクに近づくのでそれに抵抗があるなら4IN/4OUTで録音をした方がいいですね(;^_^A
- DAWからの音を一度アウトボードへ出力する(モニターとは別のOUTが必要)
- アウトボードからの音をDAWへ戻す(マイクなどとは別のINが必要)
と、アウトボードを利用する時はその分IN/OUTが必要になってきます。
【公式サイト】VOLT476
ねこ音の使っている Babyface Pro FS は4IN/2OUT(アナログ)なのでミキサーを使って同じことをIN/OUTを増やしています!ナオ~(=^・^=)
今回は UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT シリーズ を紹介しました。
1176再現のコンプレッサーが付いているか付いていないか、IN/OUTがいくつかで値段も変わってきます。4IN/4OUTはそこまで必要になる方はいないと思いますがので、【VOLT2 or 276】がいいでしょう!
予算に余裕があって今後はアウトボードを使っていきたいと考えている方でしたらVOLT476もありです☆
更に言うと、14,000円前後の差がありますが、1176再現コンプレッサーはあった方がいいと思います!差額が大きいですが、そこだけ頑張ってVOLT276がいいでしょう☆