オーディオインターフェイス

おすすめのオーディオインターフェイス☆お手頃感!⑤

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お手頃感あるおすすめのオーディオインターフェイスの紹介も5個目の機種となりました。今回は【MOTU社】のオーディオインターフェイスを紹介します。

MOTU社にも他のメーカー同様に多くのバリエーションがありますが、今回紹介する3機種以外は7万円前後となってしまい、お手頃感というところからは少し離れてしまいます。

ということで、今回はMOTU社の3機種を紹介します。他の機種は別の記事で書いていきます。

☆他のオススメオーディオインターフェイスは下のリンクからご覧ください☆

お手頃感のある、M2 / M4 / Microbook IIc USB

黒と緑のオーディオミキサー
画像はイメージです

今回は M2 / M4 / Microbook IIc USB を紹介していきます!M2 / M4は自宅で使用する機種、 Microbook IIc USB は持ち運び用という括りとさせて頂きます。

M2 / M4も持ち運びはできますが、 Microbook IIc USB がよりコンパクトなので分けていきます。

数十万円レベルのインターフェイスの技術を採用

M2 / M4には通常は数十万円のハイクラスのオーディオインターフェイスに搭載されている技術を惜しみなく搭載されています。

安かろう悪かろうになってしまいがちなデジタル機器のデメリットを大きく改善してくれているMOTUならではの大胆さは非常に魅力的です!

ESS Sabre32 Ultra DACテクノロジーの搭載

詳しく書いていくと、ヘッドホンアンプがどうこう、ダイナミックレンジが〇dbなど色々とありますが初心者の方も見ていると思いますし、公式サイトを見ると詳しく書いてあるのでここでは割愛させて頂きます。

単純明快に一言で書かせて頂くと「高価なオーディオ機器に搭載されている技術が入っていて、ノイズが少なく音質が相当いい」という事です。

【余談】正直なところ

お手頃感で紹介しているオーディオインターフェイスは4万円前後のものが多いのですが、このクラスであれば基本的にどこのメーカーを選んでも【ノイズは少ない】【音質は十分】と言えます。

あとは使う方の好みになります。

ループバックにも対応

Youtubeなどで配信をされている方にはループバックがあるととても便利です。「ループバック」とはDAWなどの音源と実際に弾いたギターやベース、ボーカルなどの音とMIXをして配信できる機能です。

この機能がない場合はスピーカーなどから音を出してそれをマイクで拾ってなどかなり手間になりますし、音質も悪くなります。

配信をされる方には外さない方がいい機能でしょう。

2.5msの超低レイテンシー(96KhZ / 32バッファー時)

DTMでストレスなく制作をしていくときに考えていく必要がある「レイテンシー」という項目。このレイテンシーというは一体なんなのか軽く説明をしてから次へ進んでいきます。

レイテンシーとは

結論から、「通信を行う時に発生する遅延時間」の事。これだけはどういくことなのかまだわからないかもしれないので、もう少し詳しく。

例えば、MIDIキーボードで「ド」の鍵盤を押したとします。するとMIDIキーボードから「ド」が押されたから、DAWに「ド」の音を記録しろという命令が通信で飛ばされます。

この時に発生する遅延の事で、極端に言うとレイテンシーが悪い場合「ド」を押したあと1秒後にDAWに「ド」が記録される事になったりします。同時に実際に音がでるタイミングもずれますし、ギターやベース、ボーカルのレコーディングなどでもズレてきます。

これが発生すると非常にストレスになります。そのレイテンシーがかなり低いという事です。

2.5msであれば、人の耳にはほとんど遅れを感じる事はできないでしょう。

2.5msのレイテンシーというのはパソコンのスペックやバッファーサイズという設定などで大きく変わってきますので、実際にお使いのパソコンスペックなどを考慮して検討するのがよいでしょう。

バッファーサイズとは

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上の説明で、もう一つ「バッファーサイズ」という言葉が出てきています。これは一体なんなのか?また結論から書きます。

「データを一時的に溜めておく場所(箱)の大きさ」の事です。またこれではよくわからないかもしれないので具体的に。

データ通信をしている時には基本的にはダイレクトで通信ができていますが、常にダイレクトだと何かしら障害が起きた時を考えると、その時点で止まってしまいます。

それを防ぐためにバッファーという技術を使っています。DTMでも使われていて、バッファーサイズを大きくすると溜めこむ量が多くなる為、実際に鳴る音と、演奏した時の体感に遅れが発生します。

バッファーサイズを上げるメリットとデメリット

パソコンのスペックによってバッファーを調整する必要がありますが、上げた場合と下げた場合それぞれにメリットどデメリットがあります。

【上げた場合】

  • パソコンへの負荷が減る為多くのプラグインなどを使ってもカク付いたりしない
  • 演奏と実際の音での体感的な遅れが気になる

【下げた場合】

  • 演奏と実際の音の遅れが気にならない(ほぼ同時)
  • ダイレクトかつ常に処理が必要になりパソコンへの負荷が大きくなる

このように対照的なメリットとデメリットがあります。一般にバッファーサイズは256までは遅延を感じることなく使えると言われています。

オーディオインターフェイスの設定画面が必ずありますが、そこで設定できます。その際に〇〇msと出ている事も多いのでその値を見てもよいでしょう。

多くの音楽作品で使用されているMOTUオーディオインターフェイス

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MOTU社のオーディオインターフェイスは多くのヒット曲、大ヒット映画などで使用されています。つまり、そういった有名な音楽制作でも使用されるとう信頼性が抜群に持っているとも判断できます。

世界中のプロが信頼を置いている音質という事いえます。

バンドルソフト

M2 / M4にもバンドルソフトが付属します。それが次の通りです。

バンドルソフト
  • MOTU Performer Lite
  • Ableton Live Lite
  • マルチバーチャルイントッメント

MOTU Performer LiteAbleton Live Lite共に有名なDAWソフトです。Liteではありますが十分にDTMを楽しむことができます。使てみて製品版を購入して本格的に初めてみるのもよいでしょう。

オーディオインターフェイスなので、他のDAWソフトでも使う事はできますので、一旦 MOTU Performer LiteAbleton Live Lite を使ってみて違うと感じたら、他のDAWソフトを試してみるのもありです。

※使っている人が多いからよい、悪いではなくご自身が使いやすい、しっくりとくるなどで決めてるのがよいでしょう。途中で乗り換えもありですが、個人的にはあまりオススメしません。一つのソフトを長く使っていく方が、制作スピードが上がったりもするので最初にしっかりと決めた方がいいと思います。

マルチバーチャルインストッルメントも付属

これは非常にありがたいバンドルソフトです。100種類以上という事で音源ソフトの中では少ない部類には入ってしまいますが、そこはバンドルで付属するという事を考えておくのがよいでしょう。

動画編集の為に購入するという方であれば効果音制作などでは十分に使っていける音源です。

M2 / M4 の違い

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基本的に大きな違いはありません。違いと言えば以下の通りです。

機種M2M4
入力2IN(マイク、ライン)
※前面MIC LINE兼用
4IN(マイク2IN、ライン2IN)
※前面MIC LINE兼用+背面LINE
出力2TRS OUT / 2RCA OUT4TRS OUT / 4 RCA OUT
※全4系統
M2 / M4共通 M2 / M4共通

違いは入出力の違いです。1万円を切る程度の差なので、今後のを考えてM4を購入しておくと後で足りなくなり困る事はないでしょう。

別途ミキサーを使うのであればM2でも十分です。


【M2】


【M4】

Microbook IIc USB

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次に Microbook IIc USB を紹介します。M2 / M4とは違ってコンパクトな作りなので自宅でメインとして使うというよりは、サブとして持ち運び用に購入を考えるといいでしょう。

もちろん自宅でメインとして使う事がダメというわけではなく、多くの機材を繋げたりする場合は少し弱いイメージがあります。

ミニジャックが付いている

通常のオーディオインターフェイスではあまりついていない「ミニジャック(イヤホンなどの形状)」が付いています。ミニジャックはステレオでの出力になっているので、ヘッドホンではかさばるのでイヤホンと一緒に持っていくにはとても便利で助かる端子です。

コアキシャルデジタル端子

デジタルOUT端子も搭載されています。この端子があると何がいいのかというと、出先のスタジオや、家庭用コンポなどに接続をすると、音質劣化がなく録音が可能になります。

作ったデモを友人宅で録音して渡すなどという時にも重宝する端子です。通常ではオプティカル端子(光端子)が多くついていますが、伝送するケーブルが違うだけで、デジタルには変わりはありません。

【余談】キャノンコネクタにもデジタルはある

プロ現場などでなければ見る事はあまりないかもしれませんが、マイクなどで使うXLR(通称キャノン)にもAES / EBUというデジタル伝送のケーブルがあります。

マイク端子とLINE端子が別にある

48Vファンタム電源が付いているのでコンデンサーマイクはもちろん、LINE端子も別で搭載されているので、ギターを弾きながらラフメロを作り録音しておくことも可能です。

iPad接続にも対応

別売りのAppleカメラコネクションキットが必要にはなりますがiPadと接続をすることが可能です。無理とは言いませんが、かなりやりにくいのでiPadとの組み合わせをメインとして使うよりは、打合せなどで、メモとして使うのがおすすめです。

アプリにしてはないので、お好きなアプリを使って頂きレコーディングをすることができます。

まとめ

他のオーディオインターフェイスよりも記載項目が少なく感じるかもしれません。ですが、数十万円の技術を搭載しているという所だけでも検討をする価値は十分にあります。

毎回書いていますが、やる気を出すという意味で重要な見た目もピークメータがしっかりとついているので外見でも見劣りですにDTMデスクを彩ってくれることでしょう。

高音質で配信をされたい方はMOTUのM2 / M4を考えてみてください!

DTMを始める手順第2回 ~オーディオインターフェイス~DTMを始める為の手順、今回はオーディオインターフェイスについて説明をしています☆...
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