前回のおすすめのコンデンサーマイク~リーズナブル①~では
AKG社 P120 / P220 / P420 / P170を紹介しました。(型番をクリックすると楽天ショップからすぐに購入できます)
今回はaudio technica ( オーディオテクニカ ) 社の AT2020 / AT4040を紹介します。 audio technica 製品という事で、両方共に知名度のあるコンデンサーマイクです。
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しかし2万円程度の価格差があります。その辺りの違いもみていきましょう。一応書いてはおきますが、どちらの性能が〇〇(数字)でなどという説明は極力省きます。ねこ音が比較などを聞いたり、使ってみたりした感想を書いています。
【ねこ音はAT4040を使っています】
マイクなどは人によっても感じ方は変わってくるので参考にしてもらえると幸いです!
AT2020はリーズナブルで抜けが良い音

コンデンサーマイク~リーズナブル①~で紹介したAKGの一番お手頃なP120とそこまで値段が変わらないモデルですが、比較すると同じ価格でもAT2020の方が抜けがいい音質に感じます。
録音する楽器やボーカリストの声質などでも感じ方は変わってきます。高域成分を多く含むボーカルの録音をした場合はEQでの調整が必要になりそうです。(あくまでねこ音の感じた感想です)
AT4040はAT2020とそこまで大きくは変わらない

思い切り音質が変わるかと聞かれるとそこまで大きな音質の違いはないでしょう。
AT4040はAT2020よりも2万円程度の価格差があるので、その分多少は音質が変わります。さらに「さらに抜けがよくなりAT2020よりもバランスが取れた」そんな印象を感じる音質です。
マイクを購入する時に参考にする「周波数特性」という表があります。その表だとAT2020は高域が全体的に少し上がっていますが、AT4040は調整されている感じの表になっています。
これはどちらが良い悪いではなく、録音をしたい音がどちらに適しているのかを考えて選ぶとよいでしょう。
AT2020 / AT4040 比較
簡単な比較表を載せておきますのでそちらを見て頂いてもいいですが、二つの違いは・・・
- S/N比
- 感度
- 最大入力音圧レベル
性能表で見るとこの3つあたりです。下の比較表で比べてみましょう。
機種 | AT2020 | AT4040 |
S/N比 | 74dB | 82dB以上 |
感度 | -37dB | -32dB |
最大入力音圧レベル | 144dB | 145dB |
周波数特性 | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz |
LOW CUT | × | 80Hz -12dB |
この表を見ても良く分からないかもしれないので次で説明をします。
島村楽器さんが比較動画を出してくれているので、参考にご覧ください!
S/N比とは?

マイクなどの説明書を見るとほぼ必ずこの「S/N」という言葉が書いてあります。
一体何のことなのか?
シリアルナンバーの略語でも使われますが今回はそちらではありません。マイクなどのオーディオ機器でのS/Nというのは【Signal to Noise Ratio】の略です。
と言われてもという方も多いのではないでしょうか。
簡単に言うと「録音をしたい音に対してのノイズの量」そんな所です。マイクなどのアナログ機器にはどうしても「サー」というようなノイズが乗ってきてしまいます。これはマイクの内部の作りなどでも変わってきます。
家電量販店に売られているマイク
全てとは言いませんが家電量販店などに1,000円程度売られているマイクはこのノイズが多い傾向があります。つまりS/Nが悪いと表現されます。少しくらいのノイズは気にせずとりあえず拡声させたいという目的の物なのでそれはそれで問題ないでしょう。
例えば下の写真のようなマイクです。

ただ歌ってみたや音楽制作でのレコーディングでは使わない方がよいでしょう。あとでRXなどのソフトで取り除くことはできますが、ソフトなどで取り除くのはやむを得ない場合と考えておき、それありきでS/Nの悪いマイクで録音をするのはオススメしません。
RXについてはねこ音も使っているので別の記事で紹介します。簡単にだけ書いておくと、「RXは色々なノイズを除去できたり、調整ができる優れたソフト」です。
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【余談】RXを使えばボーカルを抜くこともできる
歌ってみたの音源でどこかおかしい感じがするカラオケ音源を聞いたことがありませんか?本物の様にカラオケを作るにはそれなりのソフトや機材、知識などが必要になります。
しかし、RXを使えば音質は少し変わってしまいますが簡単にカラオケ音源を作ることができます。ねこ音は依頼された場合でもこの方法は使いません。
その音源を公開されてしまうと、「ねこ音の作る音源は品質が悪い」と思われてしまうので。
カラオケ音源制作でボーカルが邪魔な時は使って周りの音を判断することはある
カラオケ音源を作っているとボーカルが邪魔をすることがあります。そういったときは音を判別するために使用することはあります。その時は非常に便利なソフトです☆
S/N比は数字の大きい物の方が性能がいい
話を戻します。ではこのS/N比はどのくらいがいいのか。
どのくらいとは比較するマイクによって変わるので一概には言えませんが、全体的に言える事は数字が大きい方が性能が良いと判断をしてください。
AT2020 / AT4040 の場合はAT4040の方が遥かに良いという事になります。
最大入力音圧レベル

そのマイクが耐えうる音圧レベルの事です。といっても「えっ?」となってしまう方もいると思いますので説明をします。
144dBとか書かれても分かりにくいと思いますので、簡単に言うと「数字が大きい方が大きい声でも音が割れないで録音ができる」と思って頂ければ大丈夫です☆
【参考】実際に使う事を考えた時
ボーカルで考えてみましょう!AメロやBメロではそこまで声を張るという事はほとんどの場合はないと思います。
ですが、サビにやDメロなどでは声を張って声量も大きくなると思います。その時に最大入力音圧レベルが低いと音が割れてしまって、MIXでは使えないという事態になってしまう事があります。
感度
感度については、AKGの紹介も読んで頂いた方は二重の説明になってしまうので、下のリンクからAKGマイクの紹介記事を読んで頂けると幸いです☆

付属品

別で購入するとなにげに予算が必要になる付属品もAT2020 / AT4040共についています。
それぞれ付属するものが少し違うので注意してください!
- 専用マイクスタンドマウント
- マイクケース
- 変換ネジ
- 専用ショックマウント AT8449a(変換ネジ付属)
- マイクケース
コンデンサーマイクにはショックマウントがオススメ

上の付属品を見てもらうと、「通常のマウント」か「ショックマウント」の違いがあります。通常のマウントはスタンドに直接取り付けるタイプです。
たいして、ショックマウントはスタントに直接つけるというのは同じですがマイク自体がゴムなどで空中に浮いているような感じになっています。
振動のノイズを軽減できる
コンデンサーマイクは感度が良いので少しの振動なども全て録音されてしまいます。それを避けるためにショックマウントが必要になります。
AT2020にはショックマウントの付属はしていませんが、後から購入もできます。下にすぐに購入できるようにリンクを貼っておきますので必要でしたらご利用ください☆
まとめ

途中で「音質は大きくは変わらない」とは書きましたが、S/N比や最大入力音圧レベル、付属品などを総合して考えてるとAT4040を購入した方が、長く使っていく上でも有利になるのではないでしょうか?
スタンドを置かなくても、記事の途中にあるリンク画像のようにデスクアームのセットなどもあるので、配信やDTMで制作中にパッと使う事も可能です☆
抜けのいい音が欲しい方にはいい選択の一つになると思います☆
【AT2020】
【AT4040】

