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おすすめのコンデンサーマイク ~リーズナブル①~

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マイクが欲しい方の中には「コンデンサーマイクは高い」とイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

一概にそうとも言えずにリーズナブルな価格でコンデンサーマイクを使う事ができる機種もたくさんあります。段階を追って、高価なマイクの紹介をしていきます。

今回はおすすめのコンデンサーマイク①という事でリーズナブルなコンデンサーマイクを紹介します!

AKG社 P120 / P220 / P420 / P170を紹介します。※リンクから購入ページ(楽天ショップ)に行けます。

リーズナブルだと音質が悪い?

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【結論】そんなことはありません。

「安い物は音が悪い」と思い込んでいる方が非常に多いイメージがあります。確かに高価なマイクはリーズナブルなマイクと比べて音質は良いです。

「高価なマイクは音質が良い」という事であって「リーズナブルなマイクは音質が悪い」という訳ではありませんのでそこの誤解をまずは解いておきましょう。

歌ってみたを録音したい

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この記事を書いている2021年12月21日時点でYoutubeなどの動画サイトで盛り上がっている歌ってみた。歌ってみた動画自体は機材さえあれば誰でもできてしまいます。

歌ってみたのは良いけどMIXの時にリーズナブルなマイクを使った音だとMIXができないのでは?大変なのでは?と色々考えが出てきてしまうかもしれません。

ですが、これも心配をする必要はありません。

ココナラ などを利用すると、プロの方やプロに近い方が丁寧に補正などを行ってくれます。大体の方は無料で相談に乗ってくれるので一度相談してみるのもいいでしょう。

私も受け付けておりますので下のリンク、又は☆こちら☆からメールにてご連絡をください!

☆ねこ音に歌ってみたMIXを相談する☆

歌ってみたならリーズナブルなマイクで十分

これはMIXをお願いする人やご自身の技術力で変わってしまう事がありますが、歌ってみたであればEQやマイクシミュレーターなどを駆使すると高価なマイクで録音したような音質に近づける事ができます。

なので、いきなり高価なマイクを買わなくても大丈夫です。

前置きが長くなってしまいましたがマイクの紹介へ行きましょう!

AKG の有名マイク

黒と灰色のマーシャルギターアンプ

AKGというメーカーはマイクブランドでもかなり有名なブランドです。AKGの機種でC214やC414あたりは目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?

参考までに写真を載せておきます、気になる方はリンクから見てみてください。(楽天ショップへ飛びます)

【参考】C214 / C414

【あす楽対象商品】AKG / C214-Y4 高音質コンデンサーマイクセット -5mマイクケーブル、ポップブロッカー、マイクスタンド付-【PNG】

AKG C414 XLS -Y4 コンデンサー型マイクロフォン【ヒビノ・正規品】

この二つはそれなりに高価なのでいづれでもよいと思います。

AKG Pシリーズ

黒のスタンドに黒と銀のマイク
画像はイメージ

上に書いたように高価で有名なマイクがあるAKGもリーズナブルなマイクを販売しています。それが「Pシリーズ」です。3種類あるので一つずつ見ていきましょう!

AKG P120 / P220 / P420

※P170という機種もありますが、ボーカル用というよりも、楽器録音用なのでここでは一旦省きます。ボーカル用を紹介した後に書いておきます。

3機種の違う所

機種P120P220P420
指向性単一単一単一/双指向/無指向
(切り替え)
等価雑音ノイズ19dB16dB15dB
LOW CUTFlat / 300Hz(6dB) Flat / 300Hz(12dB) Flat / 300Hz(12dB)
感度-32.5dB-35dB-31dB

細かく見るとほかにも少しありますが、ある程度詳しくないと書いても意味不明な状態になるので、ここでは割愛させて頂きます。

気になる方は【公式サイト】で確認してみてください。

指向性

指向性というのは、「音を拾う方向」の事です。下の図ををご覧ください。他のサイトにもたくさん書いてあるので分かりやすくを一番に簡単な図で書いていますが、他のサイトなどで書いてあることと同じです。

図を見て頂いての通りですが一つずつ解説をしておきます。

☆単一指向

ボーカルや楽器を録音する時は「単一指向」を選ぶのが良いでしょう。単一指向を選んでおくと周りの音を拾いにくいので、狙った音だけを拾いやすくなります。

※周りの雑音が全く入らないというわけではないので注意してください。

ボーカルや楽器の録音に適している

☆双指向

マイクの正面と背面からの音を収音しやすくなります。用途の例は、1本のマイクを使って向き合ってしゃべる時やコーラスを録音する時などに使われることがあります。

ミュージックビデオでメインボーカルの反対側に、ギターを持ったコーラスがいるなんてシーンを見たことはないでしょうか?そのような時も「双指向」となっています。

向き合ってしゃべる時や、1本のマイクでメインとボーカルを録音する時に使用

☆無指向

言葉の通り指向性はありません。つまりは、マイクの周りの音を全て拾います。街でのガヤや山や海などでの自然音の収音に適しています。

アンビエント系の音楽を作りたい方は無指向にできるタイプがよいでしょう。

街などのガヤ、山や海などの自然音、環境音の録音に使用

等価雑音ノイズ

普段は聞くことがない言葉ではないでしょうか。簡単にいうと、「マイクに自然に乗ってしまうノイズ」の事です。

自然に乗ってしまうノイズのいう事から、小さければ小さい方がいいという事になります。ある程度の音量で録音ができていればマスキング効果というもので、聞こえなくなりますが小さな音の時はノイズが目立ってしまう事があります。

バラードなど声を張らないボーカルなどでどうしてもノイズが入ってしまう時は、そのノイズだけの部分も録音して、MIXをしてくれる方に渡しましょう。

MIX師の方にもよりますが、ノイズ除去ソフトを使って綺麗に消してくれます。私ねこ音も可能ですのでお気軽にご相談ください。

LOW CUT

ローカットはあると便利ですが、なくても特段困ることはありません。録音した後にEQでカットをすれば結果的に同じことです。

では、いつ使えばいいのか?

録音の段階でローカットを入れておくのは配信などマイクでしゃべった声がそのまま送信されたりする場合に使うとよいでしょう。通常マイクにはローカットのスイッチが付いているので、ON / OFFで切り替えて使うとよいでしょう。

感度

感度はそのままマイクが音を拾う時の感度を示しています。感度は高い方がいいのですが、状況によっては高いのが弊害になることがあります。

感度が高いという事は、より音をしっかりと拾うということなので大きい音がするものに対して高感度の物を使うと音割れなどを引き起こす原因にもなります。

とはいえ、そこまで気にする必要もないのでよくわからない時は録音音量を下げればいいだけですので、感度が高い物を選んでおくのがよいでしょう。

P120 / P220 / P420 の音の違い

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機能については上に書いた通りですが、音質面ではそれぞれどういった特徴があるのか見ていきます。音の感じ方は個人差がありますので、私の聞いた感覚で書かせて頂きます。

少しでも参考になれば嬉しいです。

P120 の音質

【良く言えば】

①温かい音、②柔らかい音

【悪く言えば】

①こもり気味な音、②高域が弱い印象

なにを基準に温かい音やこもり気味な音と判断するかは人それぞれですが、高域が少し弱いように感じます。ボーカルであれば、キンキンしがちな声質の方には適してるとは思います。

逆に声が通りにくい方には録音後に細かくEQ調整などが必要になりそうな音質です。

楽器で言えば、ギターのジャリジャリ感が欲しい方には不向きとも言えます。ソロギターなど柔らかい音質が合う時には適しているでしょう。

P220の音質

【良く言えば】

①P120より明るい音質、②音の輪郭がはっきりする

【悪く言えば】

①P120より音が固くなる、②柔らかさがなくなる

P120の一つ上の機種という位置なので比較していますが、P120よりも高域が出ているように感じます。このくらい出ていれば少し声が通りにくい声質の方でもはっきりした輪郭のボーカルを録音できるのではないでしょうか。

楽器であればギターのストロークにも適しているように感じます。ジャリジャリし過ぎず、それでもストロークの輪郭を感じる事ができる、そういった音質です。

P420の音質

【良く言えば】

①P120とP220よりも中域が出てボーカルにより適している、②低域が少なくなりスッキリしている

【悪く言えば】

①低域が少なくなり演奏によっては迫力が弱まる、②中域が目立つのでEQ調整が必要になる

Pシリーズの中では一番上の機種になるので、全体的にバランスの取れている音質に感じます。低域がだいぶ抑えられているので、スッキリはしますが低域が欲しい時はEQで補強をしてあげる必要が出てきそうです。

ボーカルに集中している中域が強くなっているので、はっきりと録音ができる反面他の楽器にも中域が多いものがあるので、周波数のぶつかりをEQで調整する必要が出てきそうです。

実際に音を聴くことができるので下の動画を見てみてください!

☆【ココナラ】ねこ音に歌ってみたMIXを依頼する☆

打楽器系に最適 P170

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P170という機種もPシリーズの中にはあります。これはボーカルを録音というよりも、楽器特にアタックの早いスネアやシンバル、コンガ、ボンゴ、ジャンベ、鈴などに適しています。

適している理由

P120 / P220 / P420 はラージダイアフラムと言ってマイクの中の音を拾う部分が大きいですが、P170はスモールダイアフラムで小さいのです。

小さいとその分周りの音を拾いにくくなりますし、小さい分ダイアフラムも素早く振動してくれます。結果毛的に打楽器などに適しているという事になります。

ラージダイアフラムよりも低域は拾いにくくなるのでキックなどにはあまり向いていません。

まとめ

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一番リーズナブルなP120でも一流メーカーのAKGらしく十分な音質を保ってくれています。それぞれのマイクの音をそのまま音楽でMixするのは難しい気がしますが、EQで調整をすれば十分に使えるマイクです。

DTMでの仮歌の他にも、歌ってみただけをやりたい方などにも値段の割に性能は悪くないので検討してみる余地は十分にあります!

すぐに購入できるようにリンクを張っておくので、ぜひ購入してみてください。

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