マイク

マイクの種類から選び方、おすすめのマイク

DTMで音楽を作る時も、歌ってみた動画を作る時も、オリジナルの音楽を作る時も必ずと言っていいほど必要になるマイク。このマイクもある程度知識がないと、「どれを選べばいいのか」「同じようなマイクで何が違うのか」などわからないことだらけです。

ネットにも「このマイクは〇〇」「あのマイクは〇〇」なんて記事が膨大にありますが専門用語などが多すぎてわからーいってなっていませんか?

今回そういう方の為に、元PA(音響)や長年音楽制作をやってきている経験から参考になれるように書いていきます!難しい用語などはできるだけ省きます!

それではいってみましょう!Let’s Ra Go!

マイクの種類

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まずは、ざっくりマイクの種類を見ていきましょう。現在主流で使われているマイクにはざっくり2種類のマイクがあります。

ダイナミックマイクコンデンサーマイクです。二つの特徴を紹介します。

ダイナミックマイク

【メリット】

  • 丈夫
  • 取り扱いが簡単
  • 金額が安い

【デメリット】

  • 繊細な録音は苦手(こもりやすい)

ダイナミックマイクは、丈夫で取り扱が楽なのがいいところです。ライブなど激しく動いたりほこりが多い所や落としてしまいそうな場合にはとてもいい種類のマイクです。

しかし、音質面で言うと「音がモコモコしやすく、レコーディングにはあまり向いていません」。有名なダイナミックマイクだとSM58(通称:ゴッパー)SM57(通称:ゴーナナ)があります。ライブをしたことがある方や、リハスタを利用したことがある方なら一度は見たことがあるでしょう。

<こんなマイク>

ダイナミックマイクでもモコモコを軽減するモデルがある

ダイナミックマイクのデメリットで「音がモコモコする」と書きましたが、モデルによって周波数調整がされていて【モコモコを軽減】【明るく聞こえる】というモデルがあります。

SM58やSM57のメーカーSHURE(シュアー)で言えばBETA SM58があります。通常のSM58よりも低域と高域を拾いやすくなっている為、BETA SM58を使いEQで低域を少しカットすれば、高域が目立ち明るいや抜けのいい音になったりもします。

BEATの方が低域と高域を拾いやすいならBETAの方がいいの?と感じるかもしれませんが、そこが奥の深い所で収音する声質によって使い分けなければいいボーカルを拾う事ができないのです。

▶ちなみにBETAをライブで使う時は、収音範囲が狭くなるのでハウリングがしにくくなります。あとはハンドリングノイズと言って、マイクを握っている時のノイズも拾いにくいという特徴があります。

ねこ音

マイクって言っても色々あるんだね~、難しい。。。

予算があまり用意できないという方は一旦ダイナミックマイクで録音しておくのもいいでしょう。

ダイナミックマイクをコンデンサーマイクのようにするプラグイン

プラグインの中には、ダイナミックマイクの音をコンデンサーマイクを通した音にシミュレートするものをあります。それがIK Multimediaの「Mic Room」というプラグインです。

一覧の表記が「DYNAMIC 57」とか「DYNAMIC 58」となっていますがSM57という意味です。おそらく商標権などの都合で表記ができないのだと思います。

これを使えば安めのマイクで数十万するマイクをシミュレートできるので気になる方は使ってみてください!でもあくまでシミュレートなので、実物のマイクの音質には敵いませんのでそこだけ注意してください!では次にコンデンサーマイクです。

コンデンサーマイク

【メリット】

  • 音質がよく繊細な録音ができる

【デメリット】

  • 取り扱いが少し面倒
  • 衝撃に弱い
  • 値段が比較的高い
  • ファンタム電源(48v)が必要
  • スタンド、ポップガードと言った周辺道具が必要

コンデンサーマイクの良さは音質面です。ダイナミックマイクと比べると明らかに声の抜け、細かな表現力などの違いがわかります。コンデンサーマイクのメリットとデメリットを見ると、メリットが少なくデメリットが多いので「えっ?」と感じるかもしれません。

ですが、レコーディングで一番重要視される「音質」がはっきりと変わってくるのでデメリットを考えてもいい音質で録音をするならば、コンデンサーマイクを選んだ方がいいでしょう。

ねこ音

いい音質で聴いてもらいたいならコンデンサーマイクが必須だね!

デメリットの項目を説明

取り扱いが面倒

湿気のあるところに放置ができません。中のダイヤフラムというところに最悪カビが生えて使い物にならなくなります。湿気に弱いのです。

衝撃に弱い

デリケートなのです。スタンドに立ててうっかり倒して床に「ゴン」なんてことをすると壊れてしまう事があります。ダイナミックは1回落としたくらいでは壊れる事はまれです。

ダイナミックマイクのように安めでSM58のようなマイクはないように感じます。よく使われているものがありますがピンキリで幅広く、ユーザー層によって使われるモデルが大きく変わります。いくつか紹介します!

値段が高い

ダイナミックと比較して内部構造が複雑だったりする分値段が高くなりがちです。

ファンタム電源が必要

マイク専用の電源が必要になります。ダイナミックマイクは繋げば音を拾えますが、コンデンサーマイクはファンタム電源(48v)を流してあげないと動きません。オーディオインターフェイスやミキサーを持っていれば大体はついています。

ファンタム電源を入れたままケーブルは抜かないでください、マイクが壊れてしまう事があります。

☆オススメのミキサーはこちらに書いています☆

スタンドやポップガードが必要

コンデンサーマイクは繊細に録音できる変わりに手に持っていると「ごそごそ」持っている音がはっきりと入ってきます。録音する時はスタンドポップガードがないと困ります。

ポップガードはストッキングと針金などを使って作ることもできます!

使っている方が多いコンデンサーマイク

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RODE NT1A 又は NT2A

びっくりするほど安いというわけではないですが、初心者の方で使っている方という話を多く聞くモデルです。私もNT1AシリーズのNT2Aを使っていた時期があります。

難点が一つ。「重い」。。。マイクスタンドの可動部ネジをしっかり締めないと下がってきます( ̄▽ ̄;)

写真はNT2Aです。NT1AとNA2Aの違いは

NT1ANT2A
指向性の変更不可指向性の変更可能
PAD なしPAD あり
LOW CUTなしLOW CUTあり

機能面で言うと簡単にこんな感じです。

NT1AとNT2Aの音質の違い

レコーディングスタジオで聴き比べをいたことがありますが、NT2Aの方がHIが少し落ちていて、MIDがふくよかな感じです。NT1AはHIが多めで明るくシャリっとした印象でした。地声に抜けがないという方でしたらNT1Aを使った方が、いいボーカルが録音できることでしょう。

PADとLOW CUTとは

個人的には別になくても何も問題ありません。

PAD=入力の音量が大きい場合にスイッチを入れると-20dbなど音量を下げて入力される機能

LOW CUT=こもる原因などと言われる80hz以下などをカットしてくれるスイッチ

ですが、オーディオインターフェイスや、ミキサーなどで調整ができるので、持っている方はこの二つのスイッチがなくても困ることがはいでしょう。

audio-technica AT2020 又は AT4040

コンデンサーマイクを初めて買うという方には購入しやすいコンデンサーマイクです。AT2020はダイナミックマイクのSM58とほぼ同じ値段で購入できるコンデンサーマイクです(写真はAT2020)

初めてコンデンサーマイクを買ってみるという方にはお手頃で、値段の割に良い音がするのでオススメです!DTMを初めて見たけど辞めちゃうかもという方はAT2020、もう楽しくてハマったという方はAT4040という決め方でもいいでしょう。

AT2020とAT4040の違い

この二つ、金額が2万円前後違います。なにが違うのか見てみましょう。

一番の違いは「マイクカプセル」

マイクの音質に直結する「マイクカプセル」これ違います。専門用語を書きますが分からない時は飛ばしてもらってもなにも問題がありません!

AT2020=バックエレクトレット

AT4040=ラージダイヤフラム

中・上級機種ではほとんどが「ラージダイヤフラム」を採用しています。ではAT2020が音質が悪いのか?というと正直そうでもありません。音響の現場などでは「このマイクが〇〇だからこれ使うか」なんて会話がありますが、知らない人からしたら「呪文?」となるレベルです。

AT4040を使っている理由

私はAT4040を普段から仮歌を録音する時に使っています。しっかりときっちり録音できるのに冷たい印象が少ないという理由ですが、感じ方は人それぞれなので参考までに!

AKG C214

中級モデルと言った感じのAKG C214です。このモデルは有名であらゆるスタジオに置いてあったりもします。スタジオにおいてあるのはC314C414が多いです。

付属品が多い

C214はNT1AやAT2020よりも値段が高めです。ですが、標準でケースなどが付いている事がほとんどです。

  • 専用ケース
  • ショックマウントホルダー
  • ウィンドスクリーン

が大体は付属されて売られています。

C414が欲しいけど高い、けどAKGサウンドが欲しい

レコーディングスタジオを使ったことがある方なら見たことがあるでしょう。あのサウンドを歌ってみたなどでも欲しい!、と思ってもC414はお店にもよりますが10万円前後します。買えない金額ではないですが、マイクに10万円は勇気がいります。

そんな時はC214を購入すれば、C414と仲間のモデルといういう事で似たサウンドを手に入れる事ができます。金額が違う分全く同じ音質とはいきませんが、十分にいい音質です。

ナオ~(=^・^=)

事細かに説明をしてしまうと、訳がわからなくってしまい「結局どれがいいの?」となるのでざっくりとマイクについて書いてみました。

結論を言うと、ダイナミックマイクでもいいけど、予算があるならコンデンサーマイクがいい!そしてコンデンサーの中でもさらに予算があるなら C214AT4040がいい!そんな感じです!

もちろん他にも好みのマイクや、有名なマイクがあるのでそっちを使うのもいいでしょう。一番は値段や口コミなどは参考にする程度にして、自分が欲しい音なのか、声に合っているのかを考えてえらんでいきましょう。