音楽制作は結構時間がかかります。それは長年続けている僕でも同じです。
ですが、スピードアップがなかなかできないと、次のような事が起こりがちではないですか?
- 同じ曲をずっと聴き続けているうちに飽きてしまって完成しない
- どこまでやったら完成なのかわからなくなってしまう
- なにかが足りない気がしてきてしまう
こんなことを感じている方がいましたら抜け出すヒントになるかもしれないので是非さいごまで読んで頂けると嬉しいです!
時間がかかる理由、結論
【とにかく悩みすぎ】
※あくまで僕の意見なので、そこはお許しください。
音楽を作るという事に正解はありません。それゆえ、DTMや作曲編曲を始めたばかりだとどうしても「これでいいのかな」など考えてしまいがちです。
それも上達をするという事ではいいとは思いますが、悩み過ぎているとあまりいい音楽はできないと思っています。
悩み過ぎはよくない
音楽は基本的に直感的に聞いて「気に入ったり、そうでなかったり」するとおもいます。
※色々と狙って作る時ももちろんありますが、今回の記事ではそこは一旦置いておきます。
つまり、作る時も頭で考えて作ってしまうと「つまらない曲」「堅苦しい曲」「なんか聞くのがつらい曲」などができてしまう事が多くなります。
そして、正解のない物を悩んでも仕方がないといい意味で開き直って感覚で作っていくといい曲ができたりします!
音を詰め込もうとし過ぎる
音楽には適度な「隙間」が必要になります。
初めて間もない頃ですと、無意識にでも音を何かが足りないような気がして、原因を探し音を詰め込もうとしていきます。
間違いではないのですが、カラオケ音源などを聴くとわかりますが意外と歌以外の部分には隙間が多い事に気が付くと思います。
ごちゃごちゃと音をいれていくよりもできる限り少ない音で完成させられるようにするとMIXも楽にすみますし、まとまりのある音源になる事が多くなります。
完成とする地点が見えていない
これもありがちです。曲を作る前には必ず「たどり着きたい終着点」を決めておきましょう。
僕も最初よく陥りましたが作っている途中で方向性がなくなり、訳の分からない曲になっていました。
そうすると、完成へたどり着くことができなくなります。
迷ったらとりあえず先へ進む
音楽を制作している最中に一か所で迷ってしまい立ち止まってしまう事があるかもしれません。そういう時には、一旦そこはそれでオッケーにしてしまい、先へ進んでみましょう!
最終的に確認をしたときに、何が足りないのか、どうしたいのかが分かりやすくなります。
一番よくないのは、「一か所で立ち止まってしまう」という事です!
どの音を選べばいいのかわからなくなる
これもありがちではないでしょうか?
迷ったら当たり障りのない、ピアノやギターなどの音を仮で入れてしまいましょう!
これも作っていく途中で曲調や他の楽器の兼ね合いで、どんな音が合うのか分かります。
音楽は、横軸と縦軸が綺麗に繋がっていくのがベストなので、一か所で止まってしまうくらいならどんどんと仮でもいいので打ち込んでしまいましょう!
まとめ
制作に時間がかかるのは「とにかく悩んでしまう」これが一番の原因です。
音楽には正解はないという事を頭に入れておいて、とにかく制作を進める。こうすることで未完成の曲ばかりになってしまうという事を避ける事ができます。
プロとして、制作依頼を頂きやっていますが悩むことがあります。
しかし、趣味ではないので納期もあり、一日に数曲作る必要もあります。一回一回悩んで止まっていたらとてもこなすことはできません。
一応誤解しないように書いておきますと「テキトウではなく、あくまで《仮》で」一旦どんどん進めていきます!
参考になれば嬉しいです!