※私の考えです。作曲家によって考え方は様々なので参考までご覧ください

DTMをやっていると、一度はこう思うはずです。

「もっといいプラグインを使えば、音が良くなるのでは?」

SNSやYouTubeでは
「このプラグインが最強」「これを買えばプロの音」
といった情報が多く見られます。

ですが結論から言うと、

プラグインを増やしても、音はほとんど良くなりません。

今回はその理由を、作曲・編曲の視点から解説します。


なぜプラグインは増えていくのか

プラグインが増えるのには、ある程度共通した理由があります。

・周りが使っているから
・プロが紹介しているから
・今の音に満足できないから

特に多いのが、

「音が微妙なのはプラグインのせいではないか」

と考えてしまうケースです。

しかし実際は、原因は別のところにあることがほとんどです。


プラグインを増やしても音が良くならない理由

① 素材とアレンジが大半を決める

音のクオリティは

・音源選び
・フレーズ
・アレンジ
・レンジの整理

この段階でほぼ決まります。

ここが整っていない状態でプラグインを追加しても、
音の本質は変わりません。


② 処理の役割は大きく変わらない

EQ、コンプレッサー、リバーブなど
基本的な処理はどのプラグインでも共通しています。

もちろん細かい違いはありますが、
それはあくまで仕上げの領域です。

基礎が整っていなければ、その違いは結果に大きく影響しません。


③ 選択肢が増えるほど迷いが増える

プラグインが増えると

・どれを使うか迷う
・設定を試し続ける
・判断が遅くなる

といった状態になりやすくなります。

その結果、作業効率もクオリティも下がることがあります。


実際の使用感

私はWaves Mercuryを持っており、
他にもUniversal Audio(UAD)の一部や、
FabFilter Pro-Q 3、Plugin Alliance系のプラグインもいくつか持っています。

ただ実際の制作で使っているのは、

・Waves系
・UADの一部
・Pro-Q 3

このあたりにほぼ絞られています。

数は持っていても、使うものはかなり限られるというのが実感です。

また、知っているエンジニアの方でも
あえてバージョンの古いものを使い続けていたり、
必要以上にプラグインを増やしていないケースは普通にあります。

もちろん人による部分はありますが、
少なくとも「数を揃えること」が重要ではないという点は共通しています。

さらに個人的には、

色々なメーカーのものを少しずつ使うよりも、
一つのメーカーのプラグインをしっかり使いこなせるようになる方が、
結果的にクオリティは上がりやすいと感じています。

操作や挙動を深く理解することで、
迷いが減り、判断も早くなります。

ここで一つ重要なポイントがあります。

依頼者が見ているのは「どのプラグインを使っているか」ではありません。

・聴きやすいか
・バランスがいいか
・イメージ通りか

この部分です。

逆に言えば、

どのEQを使っているか、どのコンプを使っているかといった細かい違いは、
ほとんど伝わりません。

だからこそ重要なのは、

プラグインの種類ではなく、
全体のバランスや設計です。


最低限で成立する構成

極論ですが、以下のような構成でも十分に制作は可能です。

・EQ
・コンプレッサー
・リバーブ
・(必要に応じてディレイ)

まずはこれらをしっかり使いこなすことが優先です。

ここが曖昧なままプラグインを増やすと、遠回りになります。


それでもプラグインを増やす場合

プラグインを否定するわけではありません。
重要なのは導入のタイミングと目的です。

判断基準

・何が足りないかが明確になっている
・目的が具体的である

この状態であれば、導入の意味があります。


選び方

・既存のもので代用できないか確認する
・導入後は一定期間それだけを使い込む

数を増やすより、理解を深めることが重要です。


まとめ

プラグインは便利なツールですが、多ければ良いわけではありません。

・アレンジ
・音の整理
・バランス

これらを整える方が、結果に直結します。

プラグインはあくまで仕上げのためのものです。

「何を使うか」ではなく
「どう使うか」に意識を向けることで、音は大きく変わります。

そしてもう一つ。

持っている=使う、ではありません。

さらに言えば、

プラグインをあれこれ買うためにお金を使うのであれば、
音源に投資した方が、結果としてクオリティは上がりやすいと感じています。


最後に

制作では

・音の整理
・アレンジ設計
・用途に合わせた音作り

といった部分を重視しています。

プラグインに頼らず、しっかりとした音を作りたい方は
一度ご相談ください。

https://nekone.jp


ご依頼について

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※どの窓口からご依頼いただいても、制作内容やクオリティに違いはありませんのでご安心ください。


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